サロン日記　ガテン系から飲食に転職したお客さま

今だにクルクルパーマをかけてる方を見かけると昔ポンキッキーでやってた「パタパタママ」を思い出しては口ずさんでしまうまっつんです。パ～タパタママ～♪

さて、先日のヘアサロンでのお客さま（男性）。

初めての来店だったのですが、話が意外と盛り上がり、いろんなお話をさせていただきました。

話の流れで、「学校で出された課題はそつなくこなせるけど、自分で考えて何かをするには抵抗があるんだよね」って会話になり確かにそうだよなぁ～と思う話がありました。

彼はもともと建築現場の監督さんをやっていたのですが、飲食の仕事がやりたいと言って、ある洋食のレストランに再就職したそうです。かれこれ1年半ほどやっているらしく、｢素人からはじめた僕が、専門卒の方の指導をしている｣、という笑い話の中で、専卒の子って「自分でまかないつくってみな」という指導に対して、おろおろしてしまうそうです。

そのお客さんは素人から就職したのですが、趣味で料理を作っていたりしたので、自ら料理をすることに何の抵抗もないけど、専卒の子はそれが出来ないのだそうです。

学校と言うところは、課題を出されてそれをこなすという作業を習得するには最適ですが、「自ら問題を定義して、回答する」ことは教えてくれません。（自分で料理を考えてつくるってこと）

こういうことは、先に現場に入って習うより慣れろの方が効率が良く、だからこそ素人で入った彼の方がそつなく出来るんだよね、と思います。

美容師もそうで、学校は｢国家試験｣に合格するためだけの所で、実際サロンに就職すると一からやりなおしです。ぶっちゃけ何も教わってない高卒とほとんど差はありません。

そう思うと学校は本当に必要なのか？という疑問もわいてきます。本当の所、｢学校で学ぶ座学｣そのものは必要ではなく、教わりながら現場に立つ方が結果が早いわけです。

じゃあ小学校も中学校も高校も必要ないの？？という極端な話ではありません笑

課題を出してそれをこなすことや座学を覚えてそれに答えられる能力はこれからの時代どんどん｢価値が低くなっていく｣のではないのか？ということです。

それよりも、自ら考え、問題を定義したり行動していける能力の方が価値が高く必要とされる人＝信用出来る人になり、これからの時代に恩恵を受けやすくなるんだろうなぁ～とほくそ笑んでいます。子供たちにもそういうことを言っているのですが今はゲームとユーチューブ漬の毎日です。

いつかわかってくれると信じています笑

ということで髪を切りながらいろんなお話が出来るよ～という宣伝です。

サロンからお届けしました。